想

リチャード・ジュエルの想のレビュー・感想・評価

リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)
4.0
こんな方·こんな時にオススメ❗
●イーストウッド監督作好きな方
●淡々とした映画が観たい時

お久し振りです!
なんだかんだ映画は観ていたのですが、少し忙しくてレビューを怠っていました😅
ずっと観たかった今作がやっとレンタルされたので早速鑑賞♪

みどころ👍
●こんな恐ろしい事件があったなんて…
アトランタ五輪と言えば、僕が幼少期に初めてテレビに釘付けになったオリンピックでした。その裏で、こんなにも恐ろしい事件が起こっていたなんて、、
テロ自体もそうですが、FBIによる謀略的な捜査だったり、メディアリンチだったり心底ゾッとしました。
淡々と描きながらも、痛烈なイーストウッド節の効いた作品でした。

●その人間の本質について
強い正義感ですら、受け手の捉え方によっては悪になり得るんですね。
爆弾を発見した英雄から一転して容疑者になってしまうリチャードも、言動や挙動を断片的に切り取ってしまうと、明らかに怪しい人物である事は否めません。
そんな彼を多角的な視野を持って接し、最後まで信じ続ける弁護士の姿勢に感動しました✨
人間の本質を見抜く事がいかに難しい事であるかを痛感させられました😔

●適材適所の配役
リチャード役のポール·W·ハウザーも、弁護士役のサム·ロックウェルも、FBI役のジョン·ハムも、性悪記者のオリヴィア·ワイルドも、とにかくこの上無い素晴らしいキャスティングでした!
しかし、やっぱり今作では母親役のキャシー·ベイツが際立っていましたね✨辛い心情がこれでもかと伝わってきました😢
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