きしだギレンホール

雨月物語のきしだギレンホールのレビュー・感想・評価

雨月物語(1953年製作の映画)
4.3
時は戦国。信楽焼職人・源十郎は、お金の魅力に取り付かれていた。一方その義弟・藤兵衛は権力に憧れ、侍となって手柄を立てたいと思っていた。二人は妻を農村に残し、都へ商売に向かうが…。

もう語り尽くされていることは百も承知ですが、やはり本作は京マチ子の存在感に尽きます。美とホラー、ギリギリの境界に存在する不安定さをよくぞここまで演じきっているなぁ!と驚嘆するばかりでした。彼女の本性が表れるほんの一瞬の眼の変化など、京マチ子の演技力を存分に楽しめる逸品でした。