きよこ

雨月物語のきよこのレビュー・感想・評価

雨月物語(1953年製作の映画)
4.0
映画祭二日目!はじめての溝口監督作品🤣
世界中の監督達がこぞってオマージュしているとも聞く?楽しみにしてました。

略奪、搾取、略奪、搾取の繰り返し。
不幸な女達を巧みに描きながら男にだけ許される無謀で夢追い人のような生き方には辟易するのに面白くて仕方ない。

物語のスピード感と台詞の聞き取りやすさ、セットと光、音楽の重厚さには唸る。

この展開がその後の映画の基盤になっているのかと思うと大満足だった。

それにしても京マチ子の振る舞いが妖艶すぎて酔う。乳母の不気味さにも酔う。。。😳
きよこ

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