Boss2054

プロフェッショナル 不死身の男のBoss2054のレビュー・感想・評価

1.1
53(ゴミ)映画でしたね〜。
観る前にイヤな予感がしたのですが、予感を大きく上回る53映画でした。

多分、ロシアでは、映画でなく、テレビシリーズなのではないでしょうか⁇
オープニングのキャラクター紹介のシークエンスとラストのエンドロールの短さ、それと画の汚さからそう思ったのですが…。

アクション映画の筈なのに、やたらとセリフが多い⁇
シェイクスピアかとか思うくらいセリフが多い。
でも、シェイクスピアだったら、名ゼリフばかりなので、身のためになりますが、
まあ、コチラのセリフはほぼ説明。
説明映画ト云っても良いくらい全部セリフで説明してくれます。
って、画やアクションで表現しろよ‼︎

先ず、ホンがダメですよね。
アクションエンタテインメントの脚本術の基本が分かってない。
てか、ロシアには、そう云うのがないのか、または、全く違う論法なんですかね⁇
アクションエンタテインメントなのに、最初のアクションシーンは、物語が始まってから、40分後ですからね‼︎
さらに、構成がダメですよね。
ミッションの依頼の後に主人公の師匠が襲われて入院、その治療費が必要になるト云うエピソードが来ますが、
アレは逆です。
アレだと、主人公が一度断ったミッションを引き受けるためにわざわざこのエピソードを作ったのがモロバレじゃないですか‼︎

さらに、編集も下手くそですよね。
とにかく繋がりが悪い。
映画に於ける時間の盗み方とかを知らないんですかね⁇
そこいらないだろうト云うカットがやたらある。
説明カットですね。

さらに、さらに、会話や対話をするシークエンスのロケーションになんら工夫がない。
話も詰まらなければ、画も詰まらない。
法皇、プールで泳ぐ。
ト云うテクニックを知らないんですかね⁇
ちなみにこのテクニックは、法皇の退屈な説教でも法皇がプールで泳ぎながら説教したら、結構興味を持って見てられるから、
どうしても説明ゼリフになってしまう時は、ロケーションに気を使え。
ト云うコトです。
例えば、男女が恋バナする時に、カフェやレストランでしちゃダメってコトですね。
もっと意外性のある場所をセレクトしろってコトです。

まあ、後、色々ありますが、
こう云う53映画がたくさんあるからこそ宝物の様な映画のありがたみが理解出来るト云うコトもありますから、
そう云う理由では、必要悪なのかも知れませんね。
ただ、知れませんが、私の様に持ち時間の少ない人種にはやはり辛いですね。
なるべくならもっと面白い映画に巡り会いたいモノです…。
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