mikoyan358

ブロードウェイと銃弾のmikoyan358のレビュー・感想・評価

ブロードウェイと銃弾(1994年製作の映画)
4.5
2009/3/13鑑賞(鑑賞メーターより転載)
映画というより秀逸な舞台劇を見ているようだった。素人が脚本に口を出した結果面白くなるというのは三谷幸喜の「笑の大学」と似た感じだが、会話がポンポンと進んで行きテンポも良く、また登場人物に何かしらちゃんと役割がありキャラが明確で状況把握しやすい。ジョン・キューザック演じる脚本家の性格やこだわり方は特によく作りこまれており、ウディ・アレンが自身をかなり研究し投影したなということがよくわかる。あと、アレン映画だが本人が主演せず小気味良い面々に任せたことも、湿っぽくならず軽快さを保てた一因かもしれない。
mikoyan358

mikoyan358