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カンフーリーグのdaiyuukiのレビュー・感想・評価

カンフーリーグ(2018年製作の映画)
3.7
漫画家志望のインション(シュー・ヤーシン)は同じ会社で働くバオアー(マイ・ディナ)に思いを寄せていて、ラブレターを渡す覚悟を決めるが、彼女の叔父であり会社の社長チャンに邪魔をされ追い出されてしまう。
恋も仕事も上手くいかないインションは誕生日の日に、自身の処女作「カンフーリーグ」に出てくる4人のカンフーの達人たちに恋の手助けをして欲しいと願う。
するとウォン・フェイホン(チウ・マンチェク)、フォ・ユェンジャア(アンディ・オン)、チェン・ジェン(チャン・クォックワン)、イップ・マン(デニス・トー)の4人が現代にタイムスリップして来る。
その頃、チェンが主催する世界武術選手権が開幕する。
インションは大会で優勝してバオアーの心を掴もうと、4人のカンフーマスターたちに武術の教えを乞うが、とってもハードな修行がインションを待っていた。果たしてインションは、カンフーの奥義を会得してバオアーの心を掴めるか?
アクションコメディに定評のあるジェフ・ラウが、カンフー映画をオマージュしたアクションコメディ映画。
酔拳の達人であるウォン・フェイフォンが恋人恋しさのあまりやけ酒を呑んで酔いつぶれたり、「ドラゴン怒りの鉄拳」の主人公チェン・ジェンが戦いの前にやたらと上半身裸になりたがるなど元ネタをオマージュしたコミカルな描写に加えて、雨の中のカンフーバトルはウォン・カーワイ監督作「グランド・マスター」を、獅子舞対決のカンフーバトルは「ワンス・ア・ポン・ア・タイム・イン・チャイナ」シリーズの獅子舞対決をオマージュしたカンフーバトルやチウ・マンチェクvsブルース・リャンの本格的なカンフーバトルや覚醒したインションvsチャンの特殊効果を使いまくったカンフーバトルなど、そしてカンフーマスターに助けられてバオアーに告白したり戦いの中で覚醒してたくましくなっていくインションの成長も痛快。
ただ悪ふざけが過ぎて、カンフーマスターのイメージを壊すギリギリだったり、カンフーマスターのキャラが濃すぎてインションのキャラが印象薄いのが残念なアクションコメディ映画。