松井

人生、区切りの旅の松井のレビュー・感想・評価

人生、区切りの旅(2019年製作の映画)
3.6
服役中の息子の母親が亡くなり、出所後に父親と一緒に遺灰を湖に撒いてほしいと遺言を託す。親父と息子の心の溝を埋めていくヒューマンドラマ。




ストーリーに新鮮さはない。
人は死んだ後にこの世で残した人間関係が現れるものだと痛感する。亡くなった妻は同じ冗談を何度も笑ってくれるような人でこの話でだいたいの人の輪郭が分かる。


大切な人はいつかいなくなる。誰もが経験することだがそのときに残された人間は何ができるか問われているような作品だった。


鑑賞後の監督のQ&Aが聞けたのは良かった。脚本に一年。製作に五年。この作品に対する意気込みと伝えたかった親子の絆のことなど生の声が聞けて良かったかな。






以下ネタバレ感想★★★







barで知り合った女性があんなに簡単に口説けるのかと違和感を感じていたけどまさか泥棒だったとは。彼女を追跡する展開は面白かったかな。
松井

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