哀しくて、苦しい。辛い。たまにある穏やかな場面に少し救われるが、ずっと暗澹たる気持ちに覆われる。
体が繋がった時の温もりだけが、孤独を埋める手段で、嬲り者にされてると知りながらゲス野郎に縋る。やっと心を通わせた人に巡り会えたのに、その人とは人生を共にできなかった。
大正から昭和にかけての日本の風景、世相、文化、瞽女という世界、知らないことだらけで、全てが興味深かった。
視聴後、数時間後に来た朝刊の日曜版が、瞽女の特集で、因縁めいたものを感じたが、まあ…偶然
杉本キクイ
斎藤真一
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「おりん瞽女うた」
作詞:吉岡 治
作曲:弦 哲也
歌 :石川さゆり
…生々しい……