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ブラック・ウォリアーズ オスマン帝国騎兵隊/デリラ オスマン帝国騎兵隊のFHTのレビュー・感想・評価

3.5
未体験ゾーンの映画達2020 作品


オー ムラドよ!

オスマン帝国の歴史をファンタジーアクションに仕立てたような映画。

まずこの作品の監督が "オスマン" カヤって所で高評価!笑

これを見るに当たって押さえておきたい世界史部分

1393年から1446年にかけて
オスマン帝国はブルガリア、セルビア、ボスニアを吸収する。

だが、1402年にはアンカラの戦いがあり、ティムールに敗北している。
そして本編によく名前が出てくるムラド二世が1413年にオスマン帝国を復活させる。

ムラド二世はオスマン帝国の政策に反対意識があり、戦いを拒否することもあった。
平和を望むにあたり非難も浴びた彼。

そして1447年 自国の有力者に殺害される。

そしてムラド三世の誕生

ムラド三世はドラキュラのモチーフになった人物。串刺し処刑で有名ですね。

ムラド三世は二世の真逆の政策で、真の力を得る為、自国の貴族や、使者を次々と殺害する。

この事態を重くみたオスマン帝国は "デリラ "と呼ばれる7人の最強精鋭部隊を結成。

その頃ヴラド三世はネズミを使った史上最悪の細菌兵器を開発していた。



本編、50億程の制作費で作られており、細かな美術品やカメラの種類の多さで世界観を余すことなく表現されている。


国 vs 7人のデリラ達との戦い。

この7人の1つ1つのセリフが神々しすぎてちょっとチープに見えるところもあるが、そこもこの作品の1つの味として楽しめるはず。

1つ今作でしか聞けないセリフがあったので紹介。

「死は俺たちの恋人だ」


うおおおおー!できれば僕は死を恋人にしたくないぞー!!

BGMにホーミーが起用されていたり、時代や国をしっかり押さえている作品だ。