痛快犯罪サスペンス活劇。みたいな。
ミッシェルドッカリーがとにかくかっこいい。そこまで出番は多くないがポイントを抑えてくる。
これまでもこのようなギャングものはいくらでもあったけれど、女性の描き方が断トツでいい。男性ギャングの所有物ではなくて、あくまで女王様。まるで男性ギャングさえも跪かせているかのような描き方。好き。そしてある登場人物がゲイであると示唆したり。そういったポリコレ的な部分が気になる人間としては、そこをきちんとしてもらえると素直に楽しめる。そうだよ、そこをきちんとするだけで安心して観られるんだから、みんなガイ監督を見習おうぜ…。
以下ネタバレ。
ミッシェルが妻とお茶を飲もうと思ってって言われてじゃぁお湯沸かしてっていうのはすき…。ミッシェル自身きちんと自分のビジネスをやってるわけで、そこが良かった。