いやー、面白かった!
出てくるジェントルマンたち、みんな相当に腹黒いし悪どいしずる賢いんだけれども、「ジェントルマン」って言うだけに、それぞれがどこか「お品のある佇まい」でスタイリッシュ。
裏切りにどんでん返しの繰り返し、内容的にはかなりのクライムっぷりなのに、そのあくまで紳士的な物言いだったり頭の良さだったりで、いや〜な感じになりません。
ジェントルとクレバーは、全てをどこか爽やかで軽やかにするね!!笑
映画の脚本を提示していくような話の展開(表面上は)で、テンポも小気味よく、話が広がって新たなキャラがでて新しい事実がで・・・とて風呂敷が広がっ混乱してくると、ちょうど良い塩梅にスッと一度「現在」の話し合いの場に戻って着地してまとまって、また次のシーンが始まるので、疾走感があるままにラストまで駆け抜けられる。
よくできてる・・・
流れに身を任せつつ、クレバーで悪どいジェントルマンたちの中でお気に入りを見つけるもよし、疾走感にスカッとするもよし。
私は愛してやまない「ダウントンアビー」のメアリーお嬢様が、紅一点、ちょっと出るだけで見事な女王様っぷりを発揮しているのを見て「似合いすぎ」とほくそ笑んでおりました。
多分トップオブトップは彼女です。笑