TakeshiKaneko

花椒の味のTakeshiKanekoのレビュー・感想・評価

花椒の味(2019年製作の映画)
3.8
火鍋屋を営む父親の葬儀で、
お互いの存在を知らなかった姉妹が初めて
出会うところからドラマが始まる。

香港、台北、重慶と別々の場所で育った
彼女らの生活環境のの違いでお互い
反発し合う。
それから、亡き父親を媒介とし、
認めてあっていく3人。
姉妹にとって心を支え合う存在となって
いく。

先週、僕の妹が実家に来るというので、 
親も含めて一緒に昼ごはんを食べた。
数年に一度くらいしか会わないし、 
若い頃は仲がよかったわけではない 
(悪かったわけでもない)けど、
いい年して なぜか、妹がいてくれて
よかったなと思った。
なぜだかよくわからないけど。 

そんなことを思い返した映画だった。
映画で 3姉妹が最後に見せた安心した
ような嬉しそうな笑顔はよかったな。

好きだな、この映画。
TakeshiKaneko

TakeshiKaneko