狭須があこ

劇場版「鬼滅の刃」無限列車編の狭須があこのレビュー・感想・評価

4.3
おぉお~っ!!!
アニメ見よう!ちゃんと見よう!!

「何も知らんけど、どこ行っても鬼滅鬼滅言ってるからなんか見なきゃいけないような気になってきた」とか言い出したチョロ同僚を取っ捕まえて行って来ました。
私は、この辺まではたしかに読んでるはずなんだけど、あんまりきちんと覚えてないにわか野郎です

起承転結があまりに「1エピソード抜け出し映像化」でしかないので映画か?と言われるとビミョーな気はしますが、出来上がりの何もかもが本気だった。

映像、スゴい。
音楽、スゴい。
鬼滅というこの作品を全力で完成させてやろうという密度があって、もーなんかその恵まれっぷりにはちょっとジェラシーを感じた
いいなぁ!この時代に人気出て。
いい~~なぁ!!!

同僚と一緒に「主人公ってれんごくさんだったのかぁ…たんじろうかと思ってた…」って劇場から出てきたけど、この濃さなら柱それぞれのエピソードを全部映画化してってもいいんじゃないのかと思いました。
普通に、そういうの、また行きたいな。

鬼滅って作品は、漫画っぽくてカッコいい、奇抜な決め台詞がなんにもない。
当たり前の、誰にもわかる台詞を一生懸命に叫んでいるのが私にもわかった

漫画って、心にガン!って刺さる台詞が必要だと、私はずっと思ってた。
耳に馴染む、何の特別もない普通の言葉が、心にじわじわ浸透してゆく台詞になってしまっているのは、私には新しすぎる境地でした。

ヒットの理由はそういうとこなのかもな。
真似ができなさそう。

私は実は原作を読んだときに「たんじろうこわい、ぜんいつうるせぇ、いのすけじゃま」みたいな感想になってて、メインメンバーをあまり好きにならなかったんだけど、なんか…映像で見たら全然アリだったのでビックリした。
いつもはアニメ声優の演技が苦手で、原作のがいいな~と思うことが多いから

いのすけがさぁ、このアホ筋肉のそのままで、20年成長してくれたら、多分、マジで、めちゃくちゃタイプだわ。
野生児、大好物なんだけど、ショタだとまだ守備範囲外。世間にスレず、このままですくすくモリモリ育ってくれ~!!!
でも面白かわいかったです!!

上弦、マジでつよすぎる。
あんなのどうやって倒すんだろう!って同僚とワクワク話しながら帰りました。

アニメ、見ます!!!!!
狭須があこ

狭須があこ