全力タカちゃん

劇場版「鬼滅の刃」無限列車編の全力タカちゃんのレビュー・感想・評価

3.9
言わなくても、鬼滅の刃は面白い作品。

劇場版鬼滅の刃 無限列車編を見た。
勿論、単行本も全巻持っている。割とガチ勢寄りなのかもしれない。

劇場版鬼滅の刃はとにかく凄い良かった。ストーリー構成はufotableの演出と作画がめちゃくちゃ緻密だった。アニメ映画としては申し分無いくらいの期待を超えてきた。


そして、マンガより素晴らしいと思ったのは声優陣の演技力。特に、炭治郎役の花江夏樹さんの戦闘シーンには、敵の術にかかっても、何度も立ち向かう姿勢は気迫めいた演技力に、歯を食いしばってでも見逃せない。

そして、自分的に1番見たかったのは我妻善逸が竈門禰豆子を守るシーン。そこだけでも歓喜してしまうほどのアクションシーンだった。

あとは、伊之助が出ると安心感があるというか松岡くんの演技は安定して、見ているこちらも元気が湧いてくる。

そして、やはり言わなくても、今回の炎柱である煉獄杏寿郎に、フォーカスを当てた戦闘シーン。そして、炭治郎との言葉を交わすやりとりは不覚ながら涙を流してしまった。俺は長男だから泣かないと決めていたのに、泣く。あれはダメです。


全部を通して、良かったのですが、
ひとつだけ言うならば、エンドロールに、LiSAの炎を流しながら、クレジットだけでもよかったかなと感じてしまった。

いくら煉獄さんをキーマンでも、あの演出はやりすぎで、余韻にちょっと浸れなかったかなと感じました。LiSAが主題歌を担当するならば、LiSAの曲が半減してしまうかな?と個人的な解釈です。



それは別として、作品は申し分ないくらい全集中満足の呼吸でした。