ぬーたん

劇場版 おいしい給食 Final Battleのぬーたんのレビュー・感想・評価

4.2
観察力がある、とフォロワーさんに褒められて、観察力ならこの方が一番でないの?とアノ家政婦を思い出す。もちろん市原悦子さんの『家政婦は見た!』観察力と言うかは分からんけどね。で、何だか調子に乗ってアイコンを市原さんに変えてみたよ。黒板五郎ちゃんには悪いけどあの顔が私ってちょっとやっぱり何だか…なんで。もち追悼番組『北の国から』はしっかり観て五郎ちゃんを偲んでから。喪は明けましたってことで。さて市原悦子アイコンにしたらやっぱり彼女を偲び亡き彼女の映画でも観るかっと勢い付いたものの、市原と入れたら何故かこの映画が…そう主演は市原隼人!違うけどまあいいか。
ドラマは1話観たけどその後は観てなくて、でも映画の方を先に観ちゃった。これがもう、面白くて…悶絶。笑い転げて。箸が転んでもおかしい年頃はとうに過ぎたはずなんだけど、いや~面白い。隼人特有の真っすぐで不器用な男がまさにドンピシャで、この甘利田先生役は素でない?と思っちゃう。とはいえヤンキーや潜入捜査官の役もまたカッコ良くキメて、30歳過ぎて良くなったよねえ。給食前の校歌斉唱でメッチャ乗って踊ってる姿が最高!給食の食べるアテレコは『孤独のグルメ』の松重さんと重なる。こだわるしいちいちうるさい笑。
そしてそのライバルとも言える生徒神野。佐藤大志くん、可愛い。笑顔がキュート。単純に食べる先生に対し、工夫を凝らしより美味しく食べる神野くん。その衝撃は先生の足が垂直に上がっちゃうほど。このくだらん対決とバチバチ火花のライバルは、漫画『食の軍師』を思い出す。孤独のグルメと同じく原作は久住昌之。この漫画、1巻目のみ面白く、悶絶するほど大好きなんよ。
校長に酒向芳。最近大活躍のオジサン。映画にドラマ、朝ドラに大河。何処にでも出て来る普通のオジサンなのに怪演に鳥肌!ある時は中国マフィア(ぴったり)ある時はサイコパス(ぴったり)そして今回は理解ある校長。何でもぴったりなのは演技力があるから。上手いなあ。
ドロンズ石本やいとうまい子も懐かしい顔。甘利田とラブな雰囲気になる女教師に武田玲奈。23歳なのに落ち着いてるなあ。顔はネコ科。
さて私は小学校時代、給食は苦痛だった。牛乳嫌い、食パンは焼かないと食べれない。肉嫌い。などなど偏食かつ贅沢な子供だった。だから給食が楽しみという男の子の友達に殆どあげていた。それがある日先生に見つかり放課後まで残らされて全部食べるまで帰さない、と言われたが、私はきっぱりと一口も食べなかった(性格はいまだ変わらず)根負けした担任が親に電話して母が迎えに来た。というのが私の給食の嫌な思い出だ。しかし、時代だね~この映画の給食は美味しそう!いやそう見えるだけかな?でもこれを観て何だか給食も良いなあと思った。
笑いあり涙あり。素晴らしい👍楽しくてオススメ!ドラマも観ようっと。
※おやつは知人お土産のピース東京のチョコラスク。またラスクかよ。東京のお土産はラスク率高し!今日は玄米茶。
※夕飯は昨日娘の旦那が山で採って来た行者ニンニク。新鮮なうちに食べようと天ぷらに。その他、車海老、烏賊、シイタケ。インカのめざめの残りをサラダに。海老の頭で味噌汁。即席漬物。行者ニンニクは美味しいけど臭いがずっと残るのがねえ‥。
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