みどり

劇場版 おいしい給食 Final Battleのみどりのレビュー・感想・評価

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2021/5/14

学校は勉強するところですよ、飯食いにくるところじゃない


この言葉を聞いた瞬間、当時の給食のことを思い出していました
かなり昔の話で記憶も曖昧ですが
席の近い4人で机をあわせて食べていたと思う
誰かが休んだらメインやデザート、牛乳が余るので突然はじまるじゃんけん大会にも参加するくらい
とにかく給食が大好きでした
私も勉強よりも給食、だったかも

食に関わる仕事をしているので
おいしそうに食べる姿や残さず綺麗なお皿、片付け方も人それぞれで。
余裕がある時はそれを見て楽しんだりしてる
だからこそ綺麗に最後まで楽しんで食している姿は魅力が満載
給食愛、が痛いくらい伝わってくるのだけれど甘利田先生と神野くん
ふたりはどちらがより給食を美味しく食べるかにこだわる
オーソドックスな先生と斬新な食べ方で翻弄する生徒
この関係性がこれまたおもしろい。
いやいや、食に対しての向き合い方も素敵だ。
お互いバチバチに火花が散っていたが、
それもこれも愛してやまない学校給食がなくなることから徐々に変わっていく関係


ラストにかけて給食とは、を考えさせられる話でした
みんなで同じものを食べるからこそ楽しい
…確かにそうだった


ドラマもあるとのことですが
見ていなくても問題なく楽しめたし
食をテーマにした作品が気になる人にはもってこいかも
何より市原さんが私の知っている市原隼人さんではない
こんな役もできるのかとただ驚き


いつだって食に対しては真摯でありたい
命を頂いていることを忘れず
これからも楽しく食事がしたい
でも、
……夜に見るのはだめでした…お腹がすいちゃう
みどり

みどり