このレビューはネタバレを含みます
破綻寸前となっていた韓国外換銀行をアメリカのローンスターが買収した事件を元にした作品。
実は安値で買収されていたこと、関わっていた人間は誰だったのかを突き詰めていく。現在も係争中で、もし5兆ウォンの損害を払うなら、国税から出ると聞いて白目剥いてる。日本円に換算したくない。
検事にセクハラされたと遺書を残して自殺した女性。セクハラ容疑がかけられた検事は全く身に覚えがない。最初は自分の潔白を証明する為に調べていたが、どんどん深いところまで踏み込んでいく。
相手の力は強く、どんな手でも潰していく。もう光が見えなくなった時のあのラストは胸が震えた。
敵側の弁護士が、なんか見たことあるなぁ〜と思ったら、エクストリームジョブにも出てたイハニさん!
驚くほど英語が堪能だし、知的な演技が素晴らしかった!韓国は、自国の不正を隠さず映画にするのがうまいなぁって、あらためて思った。
もう少しアメリカにも非があったことを描いて欲しかったな。あと元総理役の俳優さん、誰なんだろう!外面は穏やかなだけど内側は…な感じ、とても良かった!