dai56

ラーヤと龍の王国のdai56のレビュー・感想・評価

ラーヤと龍の王国(2020年製作の映画)
1.8
(オススメの心境)
世界史を勉強した後
タイの雰囲気に触れたい時
人を信じれなくなった時

(映画の概要)
かつて龍と共に過ごしていた大地が舞台。
ある時、触れたものを石に変えてしまう魔物が現れて、龍たちは自らを犠牲に魔力を持った石を作り出し、人々を救った。
救われた人々は平和に暮らすと思いきや、愚かにも魔力を持った石の奪い合いで、戦いが勃発してしまう。
人々が石を手にしても、魔力を使う事ができないというのに。。。
竜の石の守り人であるラーヤが、人々を繋ぎ止めるために、まだ生きている可能性がある龍を探し出す、アクションアドベンチャー映画

(映画への率直な感想)
映像が綺麗で、アクションもカッコよく見応えがありました。ピクサーを買収してからのディズニーは映像技術の進化が素晴らしいですね。
許し難いライバル像は、ディズニーには珍しいダークテーマだなと思いました。
私はこの物語が宗教戦争と被りました。かなんの地エルサレムを求め、ユダヤ、キリスト、イスラムがギスギスしたり、現代でも同じ様な事が起きています。今の子供が、こういった映画を見た後で、現代社会を学んだ時に、人は愚かだと思うのでしょうね。

(映画からの学び)
正直者がバカを見る、でもバカがいないと世界は平和にならないと言うことを学びました。
憎しみの連鎖を断ち切るために、何度も正義を信じて正直な道を行く主人公がいましたが、ことごとく裏切られていました。
しかし、ライバルに対抗し続ける道を歩めば、世界は争いが続いたことでしょう。
争いを止めるなら、時にはバカなふりをして、勇気ある一歩を踏み出す事が大切なんだなと言うことを学びました。
dai56

dai56