たけちゃん

劇場版 ハイスクール・フリートのたけちゃんのレビュー・感想・評価

3.5
"炊飯器無事です"( ̄^ ̄ゞ


中川淳監督 2019年製作
声優 夏川椎菜、Lynn


この正月休みは「ガルパン」「コードギアス」とアニメ三昧だった話は書きましたが(今は「Fate」に手を出し始めた←シランガナ)、1番の目的は、実はこの「ハイスクール・フリート」(略して"はいふり")の劇場版が公開されるので、その前にテレビシリーズを全部観ておくことでした。


このシリーズ、全く観たことなかったんですよ。
タイミングかな?
ガルパン見直して、この手の作品に対する気持ちが上がってたのと、劇場で予告編観て、おーっ、これは観たいかも!っと思ったので、予習を始めたんですよね(ˆωˆ )フフフ…



【ハイスクール・フリート】
2015年に「月刊コミックアライブ」で漫画の連載が始まり、その翌年2016年4月にはアニメスタートって、かなり速い展開ですよね。

アニメ12話に加えスピンオフのOVA2話があり、今作はそれに続く劇場版となります。アマプラに全話ありますので、よろしければ見てみてね。


ガチのファンではない者の戯言なので、違っても怒らないで欲しいんだけど、今作って、確実に「ガルパン」後の作品で、方や戦車、方や戦艦と、フィールドこそ違えど、女子高校生が兵器を扱うってところからしても、同じターゲット層を狙っているよね。
戦艦萌とJK萌を巧みに混ぜて、新規のファンを獲得してる、かなりあざとい作品だと思われても仕方がない( ˘ ˘ )ウンウン
それでも、僕はこのシリーズを評価したいと思うんですよね~。なぜって、単純に楽しいからです(笑)
さすがたけちゃん、脳天気な娯楽ファンだ( ¯−¯ )フッ


背景としては現実のパラレルワールドです。
今から100年ほど前にプレートの移動により日本は水没(そう、「日本沈没」したのよ)し、日本は国土保全のために水上都市を建設、数多生まれた都市を守るための組織作りも成され、生まれたのが"ブルーマーメイド"、通称ブルマーなんです。
ちなみに海を守る男性の組織が"ホワイト・ドルフィン"となります。

世界史的には、第一次世界大戦までは起こるが、その後の国家間の衝突はなく、第二次世界大戦は起こっていない。
また、戦闘機やヘリコプターという空の兵器は誕生せず、基本、陸と海のみの兵器が発展した。

国土の大半が水没したため、海上の保安こそが重要であるため、そのための組織ブルマーは女子の憧れであり、その養成学校でもある女子海洋学校は将来ブルマーになることを確約されたエリート学校。
主舞台は横須賀女子海洋学校であり、他に同様の学校が呉、舞鶴、佐世保に存在する設定です。
今回の劇場版は、この4校がそろっての競闘遊戯会が開催される中での事件に関するものでした。


それにしても、その4校全てに大型艦が存在し、その名も「武蔵」「大和」「信濃」「紀伊」って言うんだからたまらない。大艦巨砲主義の亡霊か(笑)

主人公というか主人艦が「晴風(はれかぜ)」という陽炎型駆逐艦(歴史では、後に不知火型駆逐艦と改名されています)。
テレビシリーズで最初に乗っていた「晴風」は最後に沈没してしまい、現在の艦は「晴風Ⅱ」です。これは同型艦の「沖風」に沈没した晴風の部品を取り付けて改名したもの。なので、型番も最初の晴風がY457で、晴風ⅡはY469です。

主人公で晴風の艦長を務めるのが岬明乃(あきちゃん)で、副長が宗谷ましろ(しろちゃん)、他に艦橋のメインクルーと、砲雷科、航海科、機関科、主計科などにそれぞれ個性的なメンバーが多数いる。でも、そのため、メンバーを把握しずらいのよね。
「ガルパン」なら戦車に乗るメンバーも3~5名と少数で把握しやすいからね。
ちなみに、僕の推しは副長のしろちゃん( ¯−¯ )フッ





さて、映画です。
う~ん、映画は惜しかったなぁ……。
これ、テレビスペシャルとかなら十分満足なんだけど、やっぱり劇場版だからね。もう少し期待しちゃうのよ。
映画の前半はOVAの続きのような感じで、ファンは楽しいけど一般受けはしないよね。無駄なサービスショット、入浴シーンも、あり……。←ムダデハナイ


でも、後半はいいよ!
めちゃめちゃテンションあがったからね。
やっぱり戦艦ものなので、操艦シーンに痺れる。
大和型が縦列して走る様も良い( ˘ ˘ )ウンウン
わかってるよねぇ~。
なんだかんだいっても、最後はジーンと来てた(笑)



ってことで、どこまでもファン向けですわ。
でも、ちょっと興味がわいたなら、そんなに多くないのでテレビシリーズを予習してから見て欲しいなぁ。アマプラにあるよ(ˆωˆ )フフフ…
改めて感じたのは、やっぱり「宇宙戦艦ヤマト」は偉大だった!ということです( •̀ω•́ )و✧