戦後のマレーシアを舞台に、かつての皇室庭師と、亡き妹の夢である日本庭園を造ろうと庭師を訪れたマレーシア女性の物語。
実に9ヶ国のキャストとスタッフで作られているそう。
日本軍がマレーシアに対して行った、虐待、蛮行シーンも描かれており、そこは胸が痛くなりますが、日本庭園の美しさなどを対比とし、加えて隠し財宝のミステリーやロマンスとなかなか面白い作品でした。
ちょっと哲学っぽく感じるかもしれません。
面白かったのですが、どうしてもこの尺では駆け足感が否めず、もう1時間くらい長くても良かったかな。
庭師役の阿部寛さん、ヒロイン役の、リー・シンジエさん二人とも良かったです。
ブッカー賞候補にもなった原作、読んでみたいけど、日本語版は出てないのね😥