プライム・ビデオ鑑賞
シェフを志す盲目の青年の物語。
余白を省いた密度の高いショートムービーでした。
作品はほぼ、ユウキ・ケンタ・料理長の三人だけで回しています。
主人公ユウキの障害を障害として捉えていない、とても前向きな姿勢にとても惹かれるんですね。まず笑顔が良いんです。
それと、とても優しい。
料理長もだけどケンタが良いヤツすぎるんですよ。
障害者に付きまとうのダークな部分も映像は入れず、下北らしい明るい空気感に纏めているのも良かったです。
少し出来過ぎな部分もあるんですけど、逆にこんな風であって欲しいってなって気持ちでしたね。
今は「まだ暗い」だけど、ラストのカットに光が感じられました。
暖かい作品です。
