東京マクラ

still darkの東京マクラのレビュー・感想・評価

still dark(2019年製作の映画)
4.0
全盲の青年があるお店のナポリタンの味に惚れ込み料理人を目指すというお話です。40分という短い時間の中で、登場人物のキャラクターや関係性の中で生まれるドラマをしっかりと描いており、濃密で満足感がある一本でした。Amazonプライムでさくっと見れる点も素晴らしいです。

一生懸命何かに打ち込んでいる姿は美しいです。一方で、羨ましいなとも思います。映画で頑張っている主人公を見ると自分もしっかりしなくてはと刺激を受けます!

この映画の登場人物たちの障害を持つ人に対する接し方は正解の1つだと思います。配慮はしつつ、哀れんだり腫れ物に触る態度ではなく対等に接する。それを象徴するようなラストの展開も良かったです!
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