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走れロムのKOUSAKAのレビュー・感想・評価

走れロム(2019年製作の映画)
3.4
個人的にはロムの顔芸に座布団10枚‼️😆彼のキャスティングは今作の肝かと。ホンマに良い表情するんよな〜。

タイトルどおり、とにかくロムがスラム街の狭い通りを右へ左へ走る、走る。違法宝くじのシステムの中で「走り屋」という役割をしているので、とにかく走ることが仕事らしい。

この作品、ものすごい熱量とスピード感だけが勝負みたいなところがあるので、ストーリーはところどころ見失う瞬間も正直ありましたが、この「熱さ」に持っていかれた感じです。あとロムとフックのマジ喧嘩シーンも凄かった。

この違法宝くじは、社会主義国ベトナムにとってタブーの社会問題だそうで、今回は当局の検閲が入った修正バージョンであることが、映画冒頭の説明で明かされます。

そんなこと言われたら、元のバージョン見たくなるやん‼️さいあくソフトや配信でも良いので、ぜひ「ディレクターズカット版」の公開を期待しています。
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