ねこ

グッバイ、ケイティのねこのレビュー・感想・評価

グッバイ、ケイティ(2016年製作の映画)
3.0
ケイティは天使か聖母か

とても気の毒な境遇ではあるが、100%同情できるわけでもない
ケイティの、ちょっと「わかってない」感じが気持ち悪い
彼女が母親や同僚にしたことは果たして良いことなのだろうか
俗にまみれて生きてきた自分には理解に苦しむことばかり
人生が終わる頃、良心の呵責に耐えかねた気の弱い整備工やウエイトレスが涙ながらに懺悔しても、ケイティはきっとあの顔で応じるのだろう

天使がいなくなった町で、人々の欲望はどこに向かうのか

『幸福なラザロ』が頭をよぎる
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