FATMAX夜食のデブロード

アクセレーションのFATMAX夜食のデブロードのレビュー・感想・評価

アクセレーション(2019年製作の映画)
2.4
こりゃどう考えてもフォロワー界隈で観てる人はほぼ居ないだろ!とw
ナンならホメたところで観るか?っつうたらまぁー観ねぇだろうと!w

『でも、エエんや!』

だからこそ行ったる。
いや、そうで無くとも行っとる。
ワシが行かんで誰が行く!!

…という考えを持っていたか?と言われれば"否"だ。


もう観るのは確定。

ソコに面倒くさい理由なんて無い。

…イヤ、ある。

《ラングレンだから。》

どう見てもC級なフレグランスが漂い、単純に新作レンタル料金に若干の躊躇を感じただけの話だ。

旧作落ち即レンタルである。


で、それじゃ「コイツどうだったの?」って話だが、


「 C級だ。」

ただ、ブルース・ウィリスの小遣い稼ぎ、通称《片手間マクレーン》案件ほどこのラングレンは片手間じゃない。

…イヤ、片手間じゃなく見える。

そういう作りだ。

撮影期間は長く見積もって3日だ。

イヤ、知らん。

知らんけど!

そんな感じに見える。

つまり実質 片手間だ。


「ラスト以外動かねーんだもん。」

ダニー・トレホは片手間じゃねぇぞ!
アレはゲストだ!!
多分通りすがりで撮影中に顔出し挨拶したら「出る?」言われて「良いの?」ってパターンだ!

もちろん知らんけど!!



主役は女性版トランスポーター。
子供が居る。

そう、ストーリーを説明するなら7割【トランスポーター3】っぽい話だ。
ただ爆弾が誘拐された息子の命に変わって、やり返す時を伺いつつ従うのではなく、仕方なくひたすら命令に従うって話だ。

後は一応ネタバレ回避でヤメておく。


ただ、C級はC級なのだがナメたレベルのC級ではない。

低予算でそれなりに頑張ってるC級なのだ。

だからラングレンが片手間でも片手間に見えないのだ。
(あ、書き忘れたがコレがもしブルースだったとしたなら120%片手間だ。絶対に死なない男と人間核弾頭は役者の方向性が違う。)

絵作りや演出など、ホメられたモンではないが、ケチョンケチョンに腐ってるワケでもない。


頑張って作ってる感はある。
(実際は知らん)

展開もそれなりで眠くはならない。
(ただし前のめりにもならない)

アクションも頑張っている。
(ただしツッコミ所は満載だ)


つまり長々と書いて何が言いたいかと言うとだ!


『優しい眼で観てあげて下さい。』


「マセラティとか車にかける予算、別に回せば良いんじゃねぇの!?」とか言わないであげて下さい!

爆発シーンにショボいCGを使わず、見てる役者をライトで照らして表現してるのはCGがダメダメだと逆に萎えるからだと思ってあげて下さい!


実はストーリーにもひと捻り入れたりしてるのよ。

頑張ってC級なりの良さ出そうとしてるのよ。


ソコは認めてあげたいなぁ〜〜。


…という事で、午後ローなら何となく観きれちゃいそうなぐらいにはなっている
「発火装置を切った人間核弾頭と主演の女性を何とぞ宜しくお願いします。」
(↑ダレ目線だよ)



……だけどね!

ラングレンの正体、アレは結構ソレまでの苦労を水の泡にしかねないヤーツですよ!

さすがにワシでも「オイっ!!」なったので。

ソコだけもう少し何とかなってればスコア2点台後半付けたんだけどなぁ…

ただ、ソレも逆にストーリー構築を頑張った結果 間違っちゃったと思いたいなぁ…

(…イヤ、3点とかは無理よ サスガに。)