Naoya

カット/オフのNaoyaのレビュー・感想・評価

カット/オフ(2018年製作の映画)
2.8
解剖医の男は不可解な遺体を解剖していたが、体には小さなカプセルが埋め込まれており、そこには娘の電話番号、そして、娘が誘拐されていることを知る。クライム・サスペンス作。猟奇事件の真相、そして娘の行方を追う姿はサスペンスとして見応えのある雰囲気を出してます。解剖医の男は、娘を見つけるために、離れた孤島で接点のない女性に協力を仰ぐのだが、バディものながらお互い別々の場所で事件を紐解いていく様は面白みがあり、二転三転していくサスペンス要素は娯楽があり引き込まれる内容。キーとなる死体の作り込みもリアリティがある。単にシリアルキラーものを描いただけではない、濃く深い闇も描いた、社会派ドラマ作でもある。主演のモーリッツ・ブライブトロの熱演が光る。
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