あまんだ

カット/オフのあまんだのレビュー・感想・評価

カット/オフ(2018年製作の映画)
4.8
ある日、検死官ポールの元に運び込まれてきた無惨な遺体。解剖すると、中から出てきた紙に娘の名前と、番号が…。
何者かに拐われた娘の救出の為、ポールの戦いが始まる…。

めちゃめちゃ面白かったー!
テンポが凄くいい。
開始10分以内から謎解きハラハラ展開。
嵐で閉ざされた寒々しい島にある次なるヒントを隠した遺体、天候のせいで、なかなか現地に赴けず、たまたま居合わせた見ず知らずの女性に頼み込んでの電話指導の遺体解剖連携プレー。そして、その女性にも自らの身を隠していたい理由があり…。
と、好きな要素盛り沢山で、2時間越えの長尺にも関わらず、あっと言う間だった。
基本的に遺体の中に次のヒントがある為、解剖シーンが多く、グロ死体の連続。
そして、「科捜検の女」のマリ子さん並に、人に無茶振りを言いつけるポール。何故かポールについてきた、謎のインターン青年、インゴルフ。
何者かを異常に恐れる、ポールの協力者、リンダ。
気の良いポールの知り合い、エンダー。
皆がそれぞれちょっと怪しく、場面、場面で、お前か!?いや、ひょっとして、お前か!と、全員を疑いつつ、最後までテンション高めに観た。

ただ、小児性愛者の男のシーンが、本当にむごく、そこは観ていて本気で胸糞悪くなった。性格異常者ぶりが半端じゃない。結構な観ていられないシーンがあるので、それが苦手な人にはオススメできないかもしれない。
あまんだ

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