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映像研には手を出すな!のyukiyoのネタバレレビュー・内容・結末

映像研には手を出すな!(2020年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます


 原作は未読でアニメだけは観ている。
 TVドラマの存在はこの映画を観終わるまですっかり忘れており、随分大胆に基礎設定を省いて作ったなと勘違いしておりました。キャラや学校の説明は(恐らく)ドラマで済ませているのだね。
 ぐらいの認識で観てしまったのでまったく作品に没頭できなかった。何より傑作と評価されるアニメの印象がつよすぎた。(逆にアニメを観ていなければまだマシだったかな、ともおもふ)
 マンガ(アニメ)なら許される表現やキャラばかりなので観ていてたいへんなストレスを感じる。 
 媒体を移植する工夫がゼロで、特性が死んでいる。致命的なのはキャラクターのデフォルメに失敗しており、寧ろマニアへの悪意ある偏見にしか見えなくなっているのは作品テーマに反するのではないか。
 バカみたいに日光(照明)がずっとビカッと光っているのは予算の都合で仕方ないとしても、そこに面白味が1ナノもない音楽がポロんポロん重なるのは邦画の悪癖で、二十年古いからもうやめた方がよいよ。
 アイドルのコスプレ映画としては役に立つのでわ。
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