漫画>アニメ>>>実写
…よくある漫画、アニメ、実写の自分なりの方程式ですが、本作もご多分に漏れずこれが当てはまりました。
当方、原作漫画のみ未読、アニメ版は良かったです。
まあ、乃木坂46は好き(作品非購入、イベント非参加、テレビ鑑賞・動画観賞のみ)なのですが、ひとつの映画作品としてレビューします。
本作、「あさひなぐ」並みに原作を見事にアイドル映画に仕立ててあります(監督が同じやから仕方ないんか?)。
乃木坂46に興味ない人は鑑賞しないことをオススメします。
三人ともファッション誌の現役モデルやから仕方ないけど、他のキャストより異次元レベルでビジュアルが浮いてます。浅草はもっと野暮ったく、金森はもっと影のあるネチっこい配役が良かったかと。あまりにも可愛過ぎる!笑
設定的には水崎しか合ってない。演技を頑張っとるのは認めるけど。
生徒会や変な部活の無駄なドタバタ劇に時間を割くより、主人公らのアニメ制作の知識を展開するシーンや熱意をもっと深く再現して欲しかった。
以下細かい気付き、簡素な感想、ツッコミ所などなどを…
最初の20分強はTV版のおさらい。なので実質は一時間半の作品。
いろんな人が結構な割合で叫んでる。結果、全体的に喧しい。叫ぶことで熱意を表現してるとしたら、それは浅い演出。
CGは良かった。これで加点0.5点。
本作だけでなくどの作品でもそうなんですけど(特にアニメ)、何か発射したり突撃する時の「いっけーーー!」と叫ぶセリフ、毎度シラケる。ホンマに要らん。
最後の上映前登壇で浅草が泣いてる意味は?カメ実写を上映しなきゃいけない無念さから?そんなので泣くか?飛鳥ちゃんの泣き演技出来ます、てのをぶっ込みたかったから?BGMが感動系だったのでそうかも…でも変じゃない?最後のクライマックスとして盛り上げたかったんやろけど、「?」が先行して感動どころか無理くり感の違和感で一杯。
水崎両親よ!俳優だろ?上映中にお喋りって…もっと違うタイミングでこのやりとりシーンを作れなかったのか?
ロボ関係の映画に高嶋政宏?
……ガ、ガ○ヘッドやないか!!笑
意外とグレイス・エマさんの演技に惹かれました。これで加点0.5点。違う作品観たい。
テレビ放映時は気付かなかったが、TOHOシネマズ上映前のナビゲーションしてる福本莉子さんが出演してる!大人しいイメージなのでぶっ飛んだ役してたのにビックリ。
アマプラ評価が★4.5なのはファン投票。IMDb5.9も同様。本アプリでもそうですけど映画作品として全うな評価が埋もれているのは残念。
ちゃんとした「映像研には手を出すな」を知りたいので原作読みます。