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キング・オブ・ボーイズのkissenger800のレビュー・感想・評価

キング・オブ・ボーイズ(2018年製作の映画)
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なるほど『ウェディング・パーティ』(2016)見てからでないとこのキャスティングの妙は認知できなかったので、偶然とはいえ先に見ていた俺GJ。
プロットはよくある「マフィアの権力闘争もの」ではあるんですけど、わりとどうでもいいシーンで出てくるフジ・ミュージックってナイジェリアの音楽シーンにおけるジャンル名が実は富士山から来ているとか、主人公の名前エニオラがユニセックスに適用可能だとか、3時間は長いよってナイジェリアの映画レビューサイトでも言われていて「せやろ?」って思ったこととか、学びが実に多かったのでした。
カットバックの入れ方が下手か。みたいなところはたしかにありましたけど、コメディやメロドラマしか受け入れられない、とされていたナイジェリア映画市場において、こういう「政治ネタかつシリアスもの」を投下して、それなりの成功を納めたという話はいいよね。
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