"映画体験の半分は音だよ"・・・確かに正にそうなんだけど、やはり映像ばかりに目が行ってしまってた自分は反省しながら鑑賞してた。
そんな本作は映画好き必見の、音響の世界の歴史授業で・・・無声時代からどの様に進化させて来たかをしっかりレクチャーしてくれる。
そう、スピルバーグ監督やルーカス監督にコッポラ監督にスコセッシ監督にノーラン監督らの名匠は、しっかりと音へのこだわりが半端なかったことを改めて知り・・・個人的にはあのバーブラ・ストライザンドもそんな中に存在していたのには驚き。
それに比べて、映画会社の上層部はその重要さを全く理解していないのには苦笑したが・・・ある意味自分もそうだったのかもと。
そして、技術者達の尽力・・・様々な試みに工夫を重ね、感情を動かす音作りには尊敬の眼差ししかありません。
とにもかくにも見ておいて損はない逸品・・・新たな映画の楽しみ方を教えてくれます。