Godfather

ようこそ映画音響の世界へのGodfatherのレビュー・感想・評価

ようこそ映画音響の世界へ(2019年製作の映画)
5.0
これは面白い!このドキュメンタリーで特集された映画を音に注目して全部見返したくなった。

ドルビーステレオが最初に採用された映画ってスターウォーズだとばかり思ってたけど、『スター誕生』が先だったのか。バーブラ・ストライサンドの音へのこだわりにも驚いた。

『スターウォーズ』の音響効果を入れる前のフィルムなんて初めて見た。従来のSF映画と違い、効果音も電子音ではなく現実にある音で作ったとは。そういう観点では見たこともなかった。
「何ヶ月もかけて音を集めた」
「投光器のうなり テレビ受信機のノイズ」
→これが何に使われたのかSWファンならすぐわかるw
それが観客に伝わるかはルーカスも不安だったようで、ベン・バートが「故郷に戻り理科の教師になることを覚悟した」ってのも面白い。それはそれで生徒は幸せだっただろう。

『トップガン』の、本物のジェットエンジンの音を録ったら意外と退屈だったので、いろんな動物の鳴き声を重ねてあの迫力を出したなんて話も初めて知った。当初スタジオは「音」の重要性を理解せず、その効果を考えた女性はクビになったって話にも驚いた... トップガンがオスカー候補になった途端、手のひら返しをされたようだけど。

冒頭でベン・バートも言ってるように、映画の音作りはオーケストラに似ていると思った。
悔やまれるのは、これこそ映画館で観るべき作品だったということ。
機会があったら絶対観たい。