このレビューはネタバレを含みます
映画は総合芸術というけれど、これを観たら音響が映画にもたらす影響は計り知れないと分かる。
音響デザイナーと劇中では呼ばれていて、それは技術者でもあり研究者でもある素晴らしい仕事だった。
スターウォーズの現実にないものにあてる音のための収集はすごく楽しそうだったなぁ。
学生時代フィルム映画を作ったときにアフレコをしたり足音とか物を叩く音を後付けしたりしたのを思い出す。その作業は単純なようで難しくとても楽しかったことを覚えてる。
途中出てきた前衛作曲家のジョンケージの映像がかなりアートで良かった。大好きな宇治野さんを思い出したり。
偉大な監督にはいい音声担当がいる。
そしてベンバートは人気者なのね。
色々勉強になりました。
音の表現はどんどん進化してる。これからも楽しみ。
ということで、今後アカデミーの音響賞をちゃんと注目しようと思います!