このレビューはネタバレを含みます
先ず「プライベートライアン」の爆弾や銃弾の音や「ヒッチコックの鳥」で臨場感を如何に出すか、というところで無音にするという逆説的なテクニックに思わず膝を打ちました。
アメリカン・ゾエトロープ社の話も詳しかった。ルーカスの「THX-1138」の主演のロバート・デュバルを久しぶりに観れた☺️
ジョン・ケージが出てきて、(実はポール・マッカートニーが彼に心酔していた様ですが)ジョージ・マーティンがテープを切ったり貼ったりしてTomorrow Never KnowsやRevolution No.9を作ったと言う話も出てきました。
ロバート・アルトマンの拘りのマイクセッティングの話も面白かった。
「スター・ウォーズ」の戦闘シーンで敢えて電子音を使わなかった、というのも、なるほど、ルーカスの拘りだったんですね。電子音だとマンガっぽくなりますね。
「スター誕生(1976年)」はサントラLPを買った程のファンですが、あの映画からステレオでの公開が始まったことは知りませんでした。
4chや「地獄の黙示録」の5.1chの
発明も面白かった。その後、劇場では現代のIMAXまで進歩した訳ですね。
技術の進歩が芸術を支えていることを実感!