映画音響のドキュメンタリー。ジョージ・ルーカスの若かりし頃、かっこいいね。私は人並みに音楽好きだし、音には割と敏感な方だと思う。けど、音響より映像の方が印象強いと思い込んでいたことに気づいた。音がない状態の映像が流れたときに、はっとした。音の影響ってすごい。
「ジュラシックパーク」初鑑賞の時を思い出した。恐竜の唸り声や足音の響きで、ひー！ってなった記憶。「ROMA」の生活音の繊細さも好きだった。クリストファー・ノーラン監督の「ダンケルク」「ダークナイト」の音も好き。音響の重要さは今となっては当たり前だけど、作中にもあった今ほどこだわりの無かった時代のエピソードが悲しい。個人的には、もう少し音楽的なアプローチが観たかったなあ。臨場感半端ない作品こんなに多いのに、寂しいなあ。
終盤の、お仕事ドキュメンタリーみたいな演出も嫌いじゃ無かった。仕事も大事だけど、現実というか家庭にも片足置いておかないとね。久しぶりに観たソフィア・コッポラが相変わらず美人だった。わたしもああなりたい。
映画の後、シネマシティからのメッセージがまた良かった。だからシネマシティが大好き。
