みかわ

涼宮ハルヒの消失のみかわのレビュー・感想・評価

涼宮ハルヒの消失(2009年製作の映画)
4.5
何回目かの鑑賞。冬になるとふと観たくなる作品。

この映画はとにかく雰囲気が好きだ。とにかく寒そうでまるで自分も同じ場所にいるような気になる。作中は12月と冬真っ只中。基本的に晴れ間はなく、どのシーンもどんよりした天気ばかり。全体的に色調も暗めだったような気もする。BGMもここぞというとき以外はかからない。上手く説明できないが、とにかくこれらの要素が完璧に嵌まっている。冬独特の冷たくしんとした空気感や、陰鬱とした感じが表現されている。しかも暑いシーンはちゃんと暑そうに見えるのが凄い。
BGMの使い方は本当にうまい。無音で進行する分盛り上がるシーンは物語の展開と相まって相当ドラマチックになっている。キャラクターの表情もたまらない。終盤のあのシーンとか久しぶりに観たら背筋ゾッとした。メチャクチャ怖いじゃん…。他にも、挙げればキリがないくらい素晴らしいシーンが盛りだくさんである。

ストーリーも面白く、あのピースが一つづつ嵌まっていく感覚がよかった。あとはとにかく長門かわいい。あんなん反則でしょ!数年前の俺はなぜ長門の魅力に気がつかなかったのか疑問である。

まとめ。演出が最強の映画。何回でも観たい。冬に。


あとは個人的な話。最近難しいSF作品を鑑賞する機会が多いのだが、今一理解しきれず消化不良に陥ることが多かった。久しぶりに消失を観て、こんなにSFしてたんだなという発見と、素直に作品を楽しめたという感動があった。今のところ自分にはハルヒが合っているのかもしれない(笑)