「君の瞳に乾杯」
「犯人を捜せ」
このラストしかないよね、このラストにしびれる…!!
第2次世界大戦中真っ只中で制作、公開された『カサブランカ』。
ハリウッド映画なのでもちろんアメリカ寄りではあるけど、時代的な状況とか雰囲気はこの時代特有な気がする。
ハンフリー・ボガートのリック、イングリッド・バーグマンのイルザはもちろんだけど、イルザの夫や脇役たちも最高!
オリー・ケリーのイングリッド・バーグマンの衣装、40年代のミリタリースタイルやスカーフの巻き方、白を基調としたスタイリッシュだけどシンプルなの、さりげないけどバーグマンの魅力出してて良かったな。あとは通行証のために銃を取り出すバーグマンの姿はやっぱりぐっとくる。
40年代はモード的にも戦時中で衣服に使える生地や丈感も制限されてる背景もあるから、このやりすぎない、だけど地味すぎない衣装ベスト。
はじめは未練たらたらだったのに、ラストにかけて男らしくなるボガートのリックに惚れる。