hedgehogs

アンストッパブルのhedgehogsのネタバレレビュー・内容・結末

アンストッパブル(2019年製作の映画)
4.8

このレビューはネタバレを含みます

とにかく見応えある内容だった。

私には、どの映画でも「ノオミ・ラパスは基本的に絶対正しい」という妙な先入観があります笑。


ヒロインが娘を失ってセラピーに通ってるという設定から、仕事は嘘言ってサボるし息子のお迎え忘れるし、自分の両親に「私を子ども扱いしないで!」とか言っときながら「人生の先輩なんだから何とか言ってよ!」と言ったり、言動が支離滅裂だったけど、ノオミ・ラパスの女の子を見つめる表情がとにかく母親の顔!

とにかく親の勘ってのを信じたくて、気がついたら眼を見張る思いで鑑賞してました。

育て親のセレブママが、なんともいけ好かない雰囲気でした。めっちゃ美人だけど。
あれだけ自信たっぷりに嘘ついといて実母であるヒロインが現れた時の後半の動揺ぶりがすごい。
なんとなく怪しいとは思ってましたが、「あなたの子供を救ったのよ」という言い方にも何となく高慢さが出ている気がした。

本当、大泥棒だよ💢


でもこのストーリー、もし実母&義母の2人しか真実を知らず、セレブママ側の旦那(判断がまともな人)も話を聞いていなかったら、ヒロインが住居侵入罪で逮捕されてたかと思うと、すごい憤りを感じる。

娘にしたらこれから受け入れるの難しいけどスッキリした終わり方で良かった。

あと、ラストで娘を家に招いた父親のルーク・エヴァンスが「はじめまして。僕は…マイクだよ」と、(実の)お父さんだよと言わないところが地味に泣きそうになりました。

最後に、(すごい浅い感想っぽいけど) 正義が勝って本当に良かった。
hedgehogs

hedgehogs