スーダン。
ながらく映画館が閉鎖されているスーダンで、1970年代にドイツやロシアで映画を学んだ監督たちを中心としたスーダン映画協会が、放置されていた野外劇場で映画を上映するべく奮闘する。
これがフィクションなら、最後には「あー、良かったね」となるのだろうが、これはそういう映画ではない。
序盤、ことが進んでいるのかいないのかよくわからない状況で、若干退屈にも思える。
上映許可(なんとタランティーノの『ジャンゴ』だ)を役所に申請するが、たらい回しにされた挙句、諦める結果になる。
スーダンは今、映画館で映画を上映できない状況なのだということを言う映画。
(過去の鑑賞メモ 2020.06.18)