争議場職員

ようこそ、革命シネマへ/木々について語ること ~ トーキング・アバウト・ツリーズの争議場職員のレビュー・感想・評価

3.0
年内過去分

YIDFFにて。山形での最後の1本。けっこう面白かった。「映画が死んだ」と言われているスーダンで、元監督をはじめとした映画協会員の老人四人が立ち上がり、なんとか映画上映をしようと奔走するドキュメンタリー。今回映画祭で見た作品の中で最もウェルメイド。長年使われていない廃墟目前な野外映画館をギックリ腰になりながら掃除して使えるようにしたりと面白いところはいくらでもある…が…正直、映画としてはもの足りなさもある。切り返しやら、編集がスマートでやたらとかっちりしてて、劇映画にしか見えない…という。逆に興行価値はあると思うので、いずれ公開されるように気もしなくもない。良くも悪くも”映画愛”刺激系の映画。『シネマニア』『100人の子供たちが列車を待っている』『サイド・バイ・サイド』と並べることも出来れば、『ニューシネマパラダイス』とも並べることができる。このテンション、うまく伝わりますかね…。停電した夜の家で、ジジイ四人がカメラを回し、『サンセット大通り』ラストを演じて楽しそうに遊ぶ…という開幕は笑った。