軍事独裁政権下で活動できなくなったスーダンの映画人たちが、再び映画文化を取り戻すために奔走する。
壁にぶつかりながらも笑いながら突き進む老人たちがカッコイイのだが、言論の自由が奪われ文化が衰退する恐…
映画館がない国のお話。
そして映画への愛。
仲間や地域への愛と尊敬。
日本では考えられないけど、なんというか…とてもシンプルな感情や動機なんだけど、とても重要で深いテーマ。
淡々と進むストーリ…
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バシール政権下崩壊していた映画文化復興のために映画館を一夜復活に奔走するカッコいいジイさん4人のお話。アミターブ・バッチャンの名が出てきて驚き。
映像は普通かと思っていると、時折ハッとするほど美し…
失われた映画制作、デジャヴなのはカンボジアでも失われた映画制作を描いた映画を見たせいだ。現在進行形の体制を描くため、体制の顔が直接見えない手法にした違いはあるが…。
バシール失脚したから映画館再興で…
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2020/9/27 鑑賞。
塚口サンサン劇場にて鑑賞。
元映画技士達4人がスーダンの廃れてしまった映画文化を復活させようとするドキュメンタリー作品。
冒頭から主人公のイブラヒムが電力会社に電…
革命をしに、映画館へ足を運びたくなるおはなし。
この作品を締め括った言葉が、最も簡潔でかつ最も的確にこの作品を表す言葉だった。
「ヤシルへ、私たちは最高の楽観主義者だ。
なぜなら絶望の淵でこそ、…
スーダンの独立は56年だが、やはりこの国でも英国の分断統治が諸悪の根源、端緒となっている。
イスラムvs非イスラムの対立が引き金になる形で、55年〜72年、83年〜2005年、2003年から続くダル…
© AGAT Films & Cie – Sudanese Film Group - MADE IN GERMANY Filmproduktion - GOÏ-GOÏ Productions - Vidéo de Poche – Doha Film Institute - 2019