僕の好きな女の子のネタバレレビュー・内容・結末 - 10ページ目

「僕の好きな女の子」に投稿されたネタバレ・内容・結末

はっきりとはいえないけど、なんかいいなって感じの映画。好き嫌いは恋愛の価値観で別れそう。

結局美帆は、小悪魔的な女の子なのか、素であんな子なのかはっきりわからなかったけど、もし小悪魔だとすると、美帆が最後に加藤を見る時の顔は、いままで恋愛に発展する心配がなく唯一素の自分をだせた男友達が、自分を恋愛対象として見てるとわかり、「ああ、この人もか」と幻滅しているように感じた。それほどまでに、奈緒さんの最後の顔は哀しげで虚しさを感じとれた。
主人公とヒロインの、性格の気持ち悪さが存分に描かれた映画で、前半で耐えられなくて離脱する人が出るかも知れない。しかし観終わったらまったく印象が変わるというものでもない。

(ここから全面的にネタバレで書きます)

女子に好意を持っている男子、男子の好意を(おそらく)多少感づいている女子の、痛々しいふざけ合いが続く。その関係に周囲はやや否定的なのだが、主人公は頑固である。だが、実際には進展したいという気持ちもないではない。そのへんのもやもや感をうまく描いている。また、細部には、文化に関わろうとしている二人の若干の格差が宿されている。主人公は、連続テレビドラマの脚本を任されるという期待の新進の側面を持っている。一方で写真撮影を趣味とするヒロインだが、個展を開いているものの、これは需要があっての個展ではない。
主人公「ここ、高かったんじゃないの」
ヒロイン「そうでもないんだよ」
という会話は、ヒロインが個展を開くにあたって「お金を出す側」であることを描写している。ふたりとも若手であるが、すでに格差がついている。
かなり終盤だが、ヒロインが新しい男と約束をするのに「シフトが入ったから4時」という表現をしており、生計の手段は写真ではないのである。

主に二人の主人公が画面に映る映画であるが、脇を固める人々の演技力、それを支える脚本も捨てがたい魅力がある。
劇中に、加藤に好意を持っているらしき別の女性が登場するが、加藤の男友達の行動が、この女性の気持ちに感づいている人、そうでない人で小さく異なる。

観終わっていい気持ちになる映画ではないが、満足感をもらえる。


備忘録


ただのいい人じゃないですか

眠れない夜に独りで散歩して君の虚像を探している途中、今、この瞬間、君の実像と一緒にいる人間がいるかもしれないと考えてしまったときの取り返しのつかない孤独がわかるか。

君に触れていたい
お互いが好きという絶対的な安心感の中で眠ってみたい。

君は永遠に僕の事を好きにならない。
僕が好きな人は永遠に僕の事を好きにならない。
心当たりがないと思いたくて、苦しくなるところがあった。会話の中で彼女がいること知って、それまでの私のうきうきを返せ!とか思ったり、急に心臓がバクバクしたり、私だけ好きなのかと痛感した記憶がフラッシュバック。こりゃまた愛がなんだみたいに個人的な云々を話したくなるやつで。
彼の中の永遠になれたらそれでいいやとか、ただの臆病者なのに肯定しちゃったりして。逆に同じように考えて欲しくて、少し気を持たせてしまったりとか。最低である。差し入れのケーキを送れないほどのこじらせはないけど、十分わたしもめんどくさい。
始まりも終わりもない方が楽だったよ、と思ったりもするけれど、きっとあの時隣で過ごした時間は、誰が何と言おうと大切で、今隣にいないことが少し悲しいけどじんわりと温かいんだと思う。そんな風にして本当に好きな人には気持ちを伝えられないまま、思い出を抱き続けるんだろう。戒めムービーでもあるね、やっぱり好きな人には伝えた方がいいよね。それが簡単にできたらこういう映画も生まれないけど。
トレイラーに惹かれて観賞。うわあああこれは...トレイラーを観た段階でも好みな感じではあったのだけど、予想以上に"自分が映されてる映画"で共感の嵐だった。めちゃくちゃ好き。

主人公加藤の情けなさが自分と凄く重なる。友達以上恋人未満の関係を壊したくなくて踏み込めない感じとか、何かと言い訳して逃げてる感じとかも自分とそっくり。好きな人の恋人に良い人だって言われる辺りも似たような経験を思い出したり。差し入れのケーキを渡せない件だけはよく分からなかったけど、それ以外は自分と凄く重なってたなぁ...。

ラストはあまりに唐突で物凄くびっくりしたけど、加藤はあの後別の良い人と巡り合えたってことなんだろう。その過程ですらも観たくなるくらいには加藤とみほのあの後が気になってしまう終わり方だった。

吉祥寺で観たのだけど、本作の舞台も吉祥寺だったのでお得感。
切なすぎる。。
分かるんだけど傍からみてるともどかしい
自分たちだとこんなにも気づかないのか?完全に両思いだったよね??
フィーリングや好みの一致が完璧(?)なのに、だからこそ踏み込めない。。
靴の交換こなんてあんなのずるい(;;)
これを見て実践するあざとい人も現れるんだろうか??

まさかの時間を勘違いしてて最初の10分を見逃したんだけど。。
これって最初のミホちゃんと迷子を探したのは妄想で、あの曲を聞いてたらミホちゃんとの日々が蘇った…ってこと?
初めの10分が痛すぎる(;;)
また改めて見直したいわ。。

暑い夏だけどミホちゃんのだぼだぼコートやワンピース、とにかくお洋服がかわいくて、切なくて余韻もあったりして、早く涼しくなってほしいとまで思った
そして「劇場 」を見逃したことをさらに後悔している。。
なんで吉本芸人出てくるねんって思ったけど又吉さんの作品やってんね(;;)←

スピッツの「仲良し」を聞きたくなったよ。。
お!え!そういうことッ!?
だよね⁉︎

え、観た方と語りたいぞ!
と思わせられた終わり‼︎‼︎

関係性ってもっと豊かであっていいって宅飲みのあの気持ちは本心なのか、なのだろう⁉︎

カトウには家族がいるけどミホが好き
ミホはその事情知っててもカトウが好き⁉︎であってんのか⁉︎

だから新恋人マサと池の会話で泣いてしまっていたんだよな?
カトウは逐一プレゼントに躊躇するのは妻子持ちだからだよな?
いやぁ語りたい
だとしたらなんともある種どんでん返しな作りだ



終わりはそうとはいえそれまでは天然小悪魔ミホになかなか想いを伝えられずいい人だから故の葛藤に揺れるカトウという恋愛のせめぎ合いを見事に描いた話でした

そういう視点で見てるとヒリヒリしました
今の関係性を壊したくないけどもっと近づきたい
だけど一歩の勇気がでない
怖い
うわー好きになると感情がグラグラ揺れるからそこからちょっと避け気味な僕⁈としてはヒリヒリの鑑賞もありつつ

ただただミホは可愛ええなあとデレデレした
カトウは渡辺大地くん正しく適役というかあの人の良さや不器用さが滲む感じをやらせたら右に出るものいないだろうとすら思うよな
人柄かなあ、愛おしい男だぜ

時々出てくる芸人さんが笑いをとる瞬間にはやっぱり凄ッ、そして芸人リスペクト

玉田さんの作品は舞台で観たことがあり
長回しでもリアルさがあるのは舞台そのままであった!

写真展のラリアットやりとりいいなあ
なんだか2人とも可愛いんだよなあ
映像をも粗めが活きる素敵な画でした

ほくほくです
元から奈緒ちゃんが好きで観に行った。
序盤から好きが渋滞していた。
遅れたお詫びにジュースを渡し、「原因でもあり結果でもある」と言うシーン、パンクとフォークのくだりで出てきた長渕剛のエピソード、至る所に知性が垣間見えて飽きなかった。また、加藤を蹴ったり目潰ししたり叩いたり(文字に起こしたら結構酷いことしてる)するシーンでは知性とは真逆の荒っぽさというか、自由気ままに生きてる感じが伝わってきてギャップが良かった。
終始、煮え切らないけどイノセントな加藤と美帆の関係…それを演じる2人の上手さよ…。
たたただ楽しいだけの時間が、永遠に続けば良いけど、そんなはずもなくて。
壊す勇気も発展させる勇気もないうちに一人取り残される。。恐ろしい。

ずっと変わらない吉祥寺の街並みを見ると、何度も時間が止まっているように錯覚するけど。
ラストシーンで、加藤がしっかり「前」に進めたんだ…と思えて。
凄く驚いたけど、時間を経て腑に落ちました。
「好きな人に告白できないまま、相手は別の相手と付き合うことになる」。多くの人が経験したことあるこのモヤモヤを、過剰でありつつも粛々に描いている。登場する主人公の友人、女の子の友人の目線が差し込まれることで物語、そして2人の関係性に客観性からの含みがもたらされるのが面白い。
最後の太賀と3人で井之頭公園を歩くシーン、ボートで遊ぶシーン、太賀が帰った後の2人だけのシーン。怒りと呪いと後悔。今までの光景がフラッシュバックして笑うしかない主人公の笑顔は、まさに井之頭公園のジンクスに乗っかった怨念。今まで何度も何度もタイミングがあったはずなのに何もできなかった、自分が悪いのは分かってる、分かってるんだけど。
結末はまさに呪いの代償として「でも告白してもきっと付き合えなかった」と自分を納得させるだけの生霊が地縛霊のように井之頭公園に住みついたんじゃないか。記憶があいまいだけど、最初にシンガーソングライターに声かけられたときに女の子は後ろを向いていなかった気がするから、あそこ(「井之頭公園」「迷子」そして「友達じゃがまんできない」の3つのキーワード)が「今のパートナー」と「好きだったあの子」の頃の記憶を交差させたんじゃないかって思った。それでもいまパートナーと子供と楽しく暮らしてるならよかったね、いや、よかったと言うしかないんだよな。