「劇中の地震発生と同時に映画館が揺れる!」
この「センサラウンド・システム」という低周波を用いたアトラクションが、映画「大地震」の呼びものでした。
超大型のスクリーンの手前には、これまたやたらに大きなスピーカーがズラリ。
「たしかにごっつい設備やけど、こんなもんでホンマに揺れるんかいな…」
2年前の「ポセイドン・アドベンチャー」に比べると少々退屈な序盤の展開に油断していると、いきなり低周波の"どどどどと"が襲ってきます。
今どきの"爆音上映"とか"MX4D"とかの走りみたいなものでしょうか。
ジョン・ウイリアムズによるテーマ曲はシングルカットされ、「イントロ前の効果音を大音量で再生すると、室内に"センサラウンド現象"が起きる」という噂が流れました。
私もレコードを買ってきて試してみたけど、家庭用のオーディオではな~んも起こりませんでしたよ。 (笑)
最後に映画の内容について一言。
「エアポート」シリーズ同様、主人公をさしおいてオイシいところを持っていっちゃうジョージ・ケネディが素敵です!