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ガール・オン・ザ・サード・フロアのYSKのレビュー・感想・評価

3.9
“Best in the World”ことCMパンクのことが大好きで、キャップこそ洗濯時の脱色により処分してしまいましたが今でもTシャツは大切に着ています
リング上においても、シナやHHH、オートン、レスナーほどではないにしろWWE王座を2回、世界ヘビーを3回戴冠したのは並のスーパースターではない証明となるのではないでしょうか
また、ストレートエッジというギミックや2011/6/27のRAWにおける伝説の大演説など身の破滅をも厭わない歯に衣着せぬ唯一無二のキャラクターで“Best in the World”のネイルをいれるほど心酔していました

そんな彼の初主演作、期待に違わぬ不気味で鬱々とした良作だったのではないでしょうか
とはいえパンクや奥さま、手伝いにきてくれた友人が遭遇した怪異と、舞台となった家で起きた過去の事件がリンクしていたようにそれほど思えずそれはマイナスです
埋められたから埋める、はわからないではないものの、じゅくじゅくとした精液のようなものはなんだったのか?ころころと転がってきたものはなんだったのか?顔が欠損したモンスターはなんだったのか?あんな意味のわからない事に巻き込まれ襲われて、それでなお産み育てる選択肢があるものなのか?

生理的にダメージを与えてくる描写はものすごく好みではあるものの、“ストレートエッジ”で一世を風靡したCMパンクが、行きずりのセックスをしたりアル中だったりというのはちょっと残念です、でした
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