ジーン・セバーグをよく知る人ならもっと楽しめたかなぁ。
セシルカットがトレードマークで、ミニスカートが似合うコケティッシュな女優、という程度の知識では少し盛り上がりに欠けたかも。
ただクリステンが見事なショートカットで、当時の魅力的なファッションをふんだんに見せてくれた(しかも綺麗なお胸まで♡)
なので目の保養にはなりました。
映画では、セバーグがブラックパンサー党のメンバーと不倫関係になるあたりに焦点を当てていた。
セバーグを追い掛けるFBI捜査員を、ヴィンス・ヴォーンとジャック・オコンネルが好演。
なかなかいい感じだった。
オコンネル、カッコイイ!
公民権運動に意欲的で、そこに目を付けたFBIに盗聴や盗撮で女優としてのイメージを傷付けられた可哀想な人だったセバーグ。
その後もマスコミからの誤報などで辛い目に遭い、次第に精神のバランスを崩し、遂には悲し過ぎる最期を遂げてしまう。
完全にマスコミが彼女を苦しめ、死に急がせたと思う。
未だにこの手の問題は無くならないけど、もっとひとりの人間として人生を尊重して欲しい。
セバーグが繊細だったとネット等で記録されてるけど、執拗に追いかけられ、あることないこと取り上げられたら誰でもメンタルやられるよー💢💢