空に聞くに投稿された感想・評価 - 5ページ目

『空に聞く』に投稿された感想・評価

今まで観た小森はるかさんのドキュメンタリーの人物たちに比べ、阿部さんは一歩踏み出し、自分が何をやりたいかがはっきりしているように見えたが、そのこと自体が本来の自分に戻るために必要な行為だったことに軽…

>>続きを読む

潮をかぶってもスイセンやホタルブクロやユリの花は力強く咲く。土があり、雨が降って、その上に開く花弁があるように、人がいて、生活があって、その上に街がある。逆説的に、俺のような当事者でない者は街の灯り…

>>続きを読む
HO

HOの感想・評価

-

亡くなった娘さんに似てるから、阿部さんのこと可愛くてしょうがないのよっていうおばあちゃんの話泣きそうになっちゃった
阿部さんの人柄の魅力が柔らかい密度で伝わってくる中で、NHKの記者に対する「馬鹿じ…

>>続きを読む
マ

マの感想・評価

4.0
「息の跡」とは反して監督はほとんど喋らない。でもフレームの外にしっかり監督の気配を感じられる映画だった。ラジオは過去に向かうもので、それを経由して未来に進む。
燦

燦の感想・評価

-

報道された震災は非日常そのものだったけれど、嵩上げが進む街でも暮らしは続いていく。あまりにも理不尽な出来事も、日常の中で引き受けられていく。埋め合わせようのない不在や欠如を抱えたまま、朝起きてご飯を…

>>続きを読む
千利休

千利休の感想・評価

4.4

『息の跡』から圧倒的に進化している。それこそ、ドキュメンタリー作家が直面しそうな難問にあえて挑戦しているようでそれはとても純ドキュメンタリー的なのだが、また芸術的でもある。とにかくカメラを置く位置が…

>>続きを読む

変わり果てた町で行われる昔ながらの祭。全てを失った土地に、山車や凧の勇姿が逆に際立つ。嵩上げされた町に再び好きな風景を見つけ出す阿部さんに土地への愛と未来を感じた。当事者が当事者の声を伝えることが、…

>>続きを読む

顔が見えず、まるで空から聞こえてくるようなラジオの声って、もしかしたら上の方にいるあの人の声かもしれなくて、親しみがあったんだろうなぁ

阿部さんの声がいまのあの場所にはないのがショックだったけど、…

>>続きを読む
k

kの感想・評価

-
素晴らしかった

陸前高田で暮らす人たちの日々の営みが丁寧に描かれたドキュメンタリー

震災の記憶や記録とともに、何年、何十年経ってもこの作品は残っていてほしい
HappyMeal

HappyMealの感想・評価

4.1

状況説明などをほとんどせずに映画が進んでいき、段々と人物の過去や現在について把握できてくる、というのが小森はるか作品の一つの特徴(「二重のまち〜」では映画の持つ構造そのものすら最初は全く分からない)…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事