観終わってすぐに、斜め前に座っていた人が「つまらねぇ」と言いながら立ち上がり、私の中の三上が危うく立ち上がりかけたわ。感情を…抑えるのは…難しいよね…。
そして、この映画を「つまんね」と言えちゃう人は、きっと何の引っかかりもない人生を送れているんだろうな。いいね。
確かにね、何の解決もない…のかも知れない。けれども、結局それが『すばらしき世界』なんだ。
タイトルバックを見て。
何も始まらない。このままでは。
スクリーンの中で走り回り叫びまわる役所さんを堪能した。
「無神経な無邪気」真骨頂。
三上が可愛くて仕方なかった。