抹茶マラカス

すばらしき世界の抹茶マラカスのレビュー・感想・評価

すばらしき世界(2021年製作の映画)
3.4
役所広司が元ヤクザ三上を熱演。
三上の社会復帰をカルチャーギャップコメディの様に笑わせながら見る様子は、彼を笑い者として見てていいのか、違和感と居心地の悪さを感じさせる。
なんでも瞬間湯沸かし器で自身の正義に従う三上の周りの人達は優しいのか、残酷なのか。本当に彼の生きる世界は素晴らしいのか。
絶賛だらけの中で申し訳ないが、あのラストは承服しかねた。あそこは彼がどうなるのかを描き切ってほしい。1番玉虫色の決着をされた印象だ。

この世界にまだ希望はあるか「すばらしき世界」感想
https://tea-rwb.hatenablog.com/entry/2021/02/15/123000