桃龍

すばらしき世界の桃龍のレビュー・感想・評価

すばらしき世界(2021年製作の映画)
4.0
2021-02-14記。
ネイティブ方言の役所さんが見れたのでスコア0.5プラス。
福岡県の設定だったが、博多弁は一部で、ほとんどは長崎弁(もっと言えば諫早弁)だった。同じネイティブスピーカーの私は聞き分けることができ、とても懐かしい。
まっすぐすぎる瞬間湯沸かし器は、九州男児に多い気がする。西川美和監督は広島出身だけど、あえての九州かな。とても細やかな演出を、さりげなく役所さんが演じている感じがいい。

あと北村有起哉は、同時期公開の『ヤクザと家族 The Family』の若頭とは真逆の演技。まったくの別人で素晴らしい。
女囚さそりシリーズの梶芽衣子を使ったのは意図的だろう。長澤まさみは無駄遣いだけどね。
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