鑑賞前に「すばらしき世界」というタイトルを聴いて、
主人公・三上が苦労しながらも更生することを描いた作品なのかなと率直に想像した。
その想像通りだったらよくあるお涙頂戴の映画で低評価をつける所だが、…
これを「すばらしき世界」とまとめるのか。
元反社会派勢力の男が服役から社会復帰をするに至る困難や苦悩を描く点では、最近見た『ヤクザと家族』と同様のメッセージ。
こういう作品の主人公って完全に悪な…
ぽかーん。
ヤクザと家族と続けて見たので、三上さんがいつ道を踏み外してしまうのかヒヤヒヤしながら見てたんだけど、なんかあんまりそういう雰囲気ないまま終盤の匂いがしたので幸せラストかなーと思いきやそ…
劇中では三上の生き様はテレビ番組の映像にはならないし、おそらく津乃田の小説も完成しないであろう。そういう点で、この映画は、見ることが出来なかった三上の生き様を神の視点で見ることができる唯一の媒体だ。…
>>続きを読む気持ちを慮って本音で説得してくれたり、救いの手を差し伸べてくれることも私たちの世界に間違い無いんだけど、いじめに同調することがまた、その世界でもあるのは事実で、やるせなさすぎた。
どうやって生きるの…
一人で映画館にて鑑賞。
私たちの当たり前とは違う環境で
生活をしていた三上を
最初、どうしたらわかってくれるんだと
苛々しながら見ていた。
変わろうとはせずに
だが、段々と変わっていく三上に
頑張…
久々に凄くいい作品に出会えました!
タイトルのすばらしき世界、観た人によってどこにそれを感じるのか分かれるんだろうな、と。
1人、また1人と心を通わせられる人物が現れて。あぁ世の中捨てたもんじゃ…
最後はなんとなく想像できたけど
泣いた。
コスモスくれた青年のところが1番泣いた。
なんじゃあの素敵な笑顔と優しさは。
グッときた思い出しただけでも泣ける。
教える側の介護士さんも、施設のフォロー体…
©佐木隆三/2021「すばらしき世界」製作委員会